評の評事件

野沢竹朝が本因坊秀哉の解説に異を唱えてた、「評の評」。

秀哉の解説に不備がある
っていう主張で、
「ここは間違いで、こう打たなければいけない」
っていう感じで、秀哉の解説を解説してた。
(ちょっとわかりづらい?)

好評だったっていうことで連載されてたのを、秀哉が不愉快に思って
「評の評をやめなければ破門にする」
っていったのを野沢が無視して、実際破門になった。

っていう事件。
野沢側の主張だと、
「俺は秀栄門下。秀哉門下じゃないんだからどうでもいい」
みたいな感じだったらしい。
破門になってからも、評の評は続けたらしいから。

この「評の評」について、最近の棋士は事件の成り行きだけ聞いて、
「秀哉の解説に不備があったのを、竹朝が切り込んだ」
って思ってるらしいね。
最近の本にはそう書いてある。

でも、

評の評を瀬越憲作さんが詳しく調べたところ、
どうやら、秀哉の解説が間違ってるわけじゃないらしい。

瀬越さんによると、
「二人の棋風の相違」
がこの「評の評」を生んだとのこと。

秀哉は、
大模様を張って徹底的に戦う碁
を目指す解説。

竹朝は、
秀栄流を理想として、平明に勝つこと
を目指す解説。

好んで戦うのと、平明に打つ。
反対の棋風が二人の解説の相違を生んでたらしい。

どっちがあってて、どっちが間違ってる
っていうことじゃないんだって。

一般に流布してる「評の評」とはずいぶん違うね。
調べた棋士と、調べてない棋士の意見じゃ、
当然調べた棋士の意見を信用する。
今の棋士はもっと囲碁の歴史を正しく伝えて欲しい。
(なんかいつもこの結論^^;)
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