黒番のほうが有利に決まってるじゃん・・・

久しぶりに「囲碁名勝負百番」借りて読んでたら、
三々、星、天元で有名な秀哉vs呉清源のところにあったね。
見かける度に
「何なの?このトンでも理論」
って思ってたのが。

当時の碁は、打ち掛けにするときは、白の手番で打ちかけるのが風習だったんだけど、
この風習を
「白番有利」
っていってる人が多すぎるORZ
この本には「圧倒的に白が有利」って書いてあるし・・・
他にも何冊も見たよ、この理論。

こんなのちょっと考えなくてもわかるじゃん・・・
黒番のほうが有利に決まってるってさ。

考えてみて、秀哉だって昇段するのに何局も黒番を打ってるし、
当時は秀栄は打ち切り論者だったけど、他の碁打ちは結構時間使ってるから、
当然秀哉も向こうの手番で打ち掛けになってるわけ。

で、そんな中黒番を勝って相手を打ち込む。
対石井千治みたいに。

もしトンでも理論通り白が有利なら、定先から打ち込めなくなっちゃうじゃん。

あと、秀哉にはやたらとこのトンでも理論を書くのに、
秀和と幻庵の争碁には一切触れないって何なの?
あの碁は8回くらい打ち掛けになってる。もちろん全部白の手番ね。
それでも秀和は危なげなく勝ってる。

もしトンでも理論が正しいなら、何回も白番で打ちかけてるんだから幻庵が勝ってるはずでしょ?
勝てなかった幻庵は弱いってことになっちゃうじゃん。
でもこの対局にはトンでも理論を当てはめる人はいない・・・

単に秀哉に難癖つけたいだけだよね。
なんか秀哉が強すぎるのを認めたくない誰かが、言い出したんじゃないの?

確かに院社対抗戦も何回も白番で打ち掛けにはなってるよ。
でも門下生が秀哉に助言なんてできるわけないじゃん。
今でいうとアマチュア本因坊が山下道吾さんに助言するようなもの。
トッププロに、明らかに格下の棋士が助言なんてしないでしょ?

それに先番の利がそんな打ち掛けになったくらいでなくなるわけない。
いま6目半のコミがあるっていうことは、コミなしの白で勝つには6,7目差をつけなきゃいけない。
トッププロの6,7目だよ。
コミありで盤面10目違えば勝勢になるレベルで、6,7目だよ。
多少白が考えたところで負けちゃうような差じゃないよ。

誰が言い出したか知らないけど、あまりにも意味がわからないのに
いろんな本で秀哉を批判する形で紹介されてるから一応書いてみた。





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