秀哉の気持ちもわからなくはない

万年劫事件ていうのが昔あったんだけど、
どういう事件かっていうのは


瀬越憲作さんと高橋重行さんの対局で万年劫ができたんだけど、
当時は劫のままにするべきか、セキにするのかっていうのがまだルールとして確立してなかったから、
最後の駄目まで打ち切っちゃって、
瀬越さんはセキを主張、高橋さんは無勝負を主張したっていうことがあって、
後日、当時囲碁の日本での統一ルールを明文化しようとしてた
秀哉が帰ってきてから審判を下してもらおう、
っていうことになったんだけど、

秀哉は
「駄目を打ち切ってしまった時点でもうこの碁は日本のものではないから、判定不能」
みたいなことを言ったっていう事件。

このことについて、瀬越さんは秀哉に迫った碁打ちだったから、
秀哉が嫌がらせのためにこんなことを言った
っていう風に書いてある本があった。

でも!
秀哉が当時、日本での統一ルールの明文化をしようとしてたっていうのが味噌
昔からの慣習とか新しく出てきた問題とかをできるだけ合理的な形で明文化して、
こういう問題が起きたときに備えようとしてたのが秀哉。

日本の碁は駄目をつめないで終局するのが慣例。
これは何百年も続いてきたこと。
一方駄目を全部つめるのは中国ルール。

秀哉は、
問題を提起するのなら、駄目をつめる前にいうべきで、
駄目をつめたのは日本の慣習にそむく
     ↓
この碁は日本ルールの碁ではない
な感じのことを言ってる。

碁が発展したのは日本ていう誇りもあって、
中国の碁とは別物っていう気持ちがあったんじゃないかな?

秀哉が日本囲碁のルールに苦心してる最中に、日本の碁じゃない碁(駄目を全部つめる)
を打たれたことが気に入らなかったから、審判を下さなかった。
そう思ふ。

だって秀哉が本気を出せば二子置かせてジゴ、向こう先でも勝ち
な相手にそこまで躍起になることも無いんじゃないかな?って思った。
これが鈴木為次郎さんだったら嫌がらせの意味も取れなくは無いんだけど・・・

で最終的にこの碁の裁定は
この万年劫のところをジゴとして白の勝ち、ただし黒も負けなしってなって、
白の立場からは白の勝ち、黒の立場からはジゴってなった。
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