幻庵ならありえる

「囲碁ミステリーツアー」読んでるんだけど、最初の項目の「耳赤の局」のところ。

耳赤の一手を打たれてもまだ非勢じゃなくて、むしろまだまだ白が優勢
どう打っても勝つっていう碁だったのが災いして、秀策の勝負手(?)を受け損じた

みたいな説明があるんだけど、いかにも幻庵らしい説明だなぁ
って思ってちょっと笑っちゃった^^

そうなんだよね、幻庵て優勢を通り越して勝勢の碁もよく落とす(爆)
「義元の油断に髣髴たり」の碁も、四宮米蔵との碁でも、
絶対勝勢の碁を単純なミスで負けてる。
米蔵の碁は負けた経緯は不明だけど、
丈和との「義元の」の碁はアマチュアでも結構強い人ならわかるようなミスで・・・

囲碁四哲(元丈、知得、幻庵、秀和)のうちで一番負けそうなのは幻庵で結論がでた(?)
なんてお話もあるし。

一ついっとくと、一番弱いから幻庵が一番負けるっていう意味じゃなくて、
勝手に転んで自滅する
っていう感じね

そういう意味でいくとどう打っても白の勝ちになる碁だったから
幻庵が勝手に自滅して負けた。

なんて説得力があるんだ。

ちなみに耳赤の一手前の白の手で左辺を守っておけば白の勝勢は持続してた
って言う意見が参考図で載ってたけど、
幻庵の辞書にあんな守りの手はない!
だからああ打てば間違いなく白が逃げ切ってたとしても、
幻庵は絶対にあの手は打たない!
これは断言してもいいと思う。

ていってもあくまで参考図であって、「幻庵がああ打てば」っていう文章じゃなかったから
そんなに気にしなくてもいいかもしれないけど、
幻庵を知らない人が読んだら、
「幻庵はあの手で左辺を守るべきっだった」っていう風に思っちゃう人がいるかも知れないから一応。

それにしてもこの本面白い。
まだ途中だけどここまでの内容。

アタリに突っ込んじゃったのはたまにあるんだね。
そういえばチョ・フニョンさんが着手禁止点に打っちゃったことがあったけど、
林さんの2手打ちみたいに、他のところに没頭するあまり、
一瞬エアポケットにはまっちゃったみたいになるのかな?

読みと感覚か。
今日も幽玄で打って、5段までなら感覚でどうにでもなるんだけど、
6段になると読みが必要になってきちゃってキツイ・・・
はっきり言って初段だった頃のほうがよく読めてたなぁ。

この本の場合、読みを打ち切るのが感覚って言ってるけど、
(今まで読んだところまででのお話、まだ読み途中っていう前提でこの後は読んでね)
僕の場合、読みは3手(お薬減へってここまでは読めるようになった)までしかいけないから、
読みを打ち切るのは服薬量と体調次第になってる。
だから感覚っていうと、覚えた定石と棋譜並べで身につけた勘が主なんだけど、
これでも結構いけるもんだね。

プロが早碁選手権(秒読みは一手10秒だった)で打つときは、
長年の勘で「ここまではいける」「これはやりすぎ」っていうのを判断してる
ってお話を聞いたことがあるけど、これもある程度の読みが入ってるのかなぁ。
まさに直感だけで打ってるのかと思ってたけど、10秒でも結構読んでるとなるとさすがだなぁ。
その読みも感覚的なものだと思うけど、どのくらい読んでるのか興味ある。

でも残念。今は棋戦がなくなっちゃってもしプロにお話聞く機会があったとしても、
もう忘れちゃってるかも。
練習会では直感を鍛えるために10秒碁やってる人もいるらしいけど、
タイトルがかかった碁と直感を鍛える碁とじゃ読みの量も違うだろうしな。

王銘エンさんのこのシリーズ面白い^^
もっと続編が出ることを祈って今はこの本を読み終えよう!


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