囲碁史上最強は誰だ!談義(20)

ついにここまでやってきた!
これから出てくる3人は誰と打っても黒番は負けないっていう実力者たち。

「じゃあ、3人とも互先になっちゃううね(・ω・)」

そんな声も気にせずあえて順位をつける!

今回は三世井上因碩

「誰?」って思った人も多いんじゃないかな?
有名な道策の5弟子の一番の年長者の「桑原道節」のこと。
っていってもわかんない人がほとんどだと思う^^;
昔(明治まで)は「巨人因碩」なんていわれて結構有名だったんだよ。

彼はまれに見る遅咲きで、30代のときの実力だったら、
「三世因碩はなかなか強かったね」
っていう程度で終わってた。

しかーし!

40を超えて強くなり、50を越えて60近くになってついに全盛期を迎えるに当たって、
囲碁史上に燦然とその実力を残すことになるのであった。

どのくらい強いかっていうのをこれから解き明かしていこう!

まず道的との対戦成績。
道的が早死にしたにもあって道節がまだ全盛期を迎える前の対戦だけど
全局先番勝ち
どっちも相手の黒番をこなせてそうで結局黒が勝ってる。
なんか元丈と知得みたい^^

となると40を超えて明らかに強くなってる道節が長生きした分だけ強い
っていうことがいえそう。

そして道節の強さをはっき現してるのが
本因坊道知との10番碁!

ほとんどの対局が道知が数え17歳だったけど、
「七段に強し」って言われて、安井家でも4番手に位置する四世安井仙角に
先々先で手合い違いとも思える圧勝を果たした道知。
あとでまた書こうと思うけど、江戸時代の七段はこの仙角と春知くらいの強さが基準だと思う。
(ちなみにこのとき仙角は六段)
あとになると少し弱い七段が出てくるから、同じ江戸時代でも段の重みが少し違う。

とにかく、その道知を向こう先で試験碁を10番打って、6勝3敗1ジゴ
試験碁だからもちろん道節は本気で打ってない。
し・か・も、10番を打ち終わって道知を七段に進めた。

これは
「私は名人の実力を持ってる」
っていう無言の表現と思われるのだ!
しかも、このあと打ち継げば6局勝ち越しで道節は十段ていうことになりかねない。

道策(あ、先走っちゃった)の実力を知ってる者のなんという自信!

というわけで、道的より道節のほうが強いだろう
っていうことなのでした。



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NoTitle

道節はまさに名人の技量だと思います。ただ道策ほど鮮やかな碁ではないので評価が低いのでしょうね。道的は早熟度では抜群ですが未完の大器といった感じでしょう。
いずれにせよ道策がこの時代最強だとは思います。ただ対戦相手の布石のスピードの遅さも道策に有利に働いたと思いますね。

NoTitle

個人的には道策の鮮やかさよりも、道節の力強さのほうが好きです。

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ゆっきん

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