今の棋士の言う昔

コメントにネタにできそうなことを書いてくださった方がいたから、拝借。

「木谷門では昔の棋譜を並べてた」っていうことを書いてくれてたんだけど、
木谷門は朝ごはんの前に1局菜でもいいから並べてから食べる、
っていうことをやってたらしいけど、石田芳男さんみたいに
50手くらいで終わってる棋譜を並べる人もいたから微妙だね(苦笑)

後、この時期(昭和)になってくると明治でも立派に昔だったし、
なによりも木谷実、呉清源もすでに昔の部類に入ってたんだよね。
だからこのころからは江戸時代の棋譜を並べたことがある棋士はぐんと減ってる。

もっと昔の明治時代になると、内弟子に入ったころは
一日中江戸時代の棋譜を並べて、勝負の呼吸と気合を会得する
っていう方法がとられてたみたいなんだけど、昭和になると勝負の気合よりも「かけひき」
のほうに重点が置かれてる時代の棋譜を並べてるから、
同じ棋譜並べっていう勉強法でも中身がだいぶ変わってきてるんだよね。

で、現代はどうかっていうと、韓国では日本の昔の棋譜をかなりの量覚えてることが
院生として当然らしい。
でも、昔っていうっても、もう大正世代以降の人のことだろうね。
韓国の碁は勝敗のかけひきにばかり焦点が当たってて、
気合っていうものがまったく感じられないから。

ただ、李昌鎬さんだけはかなり古い棋譜まで並べて勉強してる雰囲気はあるね。
丈和くらいまでの棋譜はほとんど並べてるかも。
昌鎬さんの碁からは昔のにおいがするし、曹薫鉉さんが
「わたしも彼くらい勉強してたらもっと強くなってただろう」
って言ってるくらいだから、相当棋譜の研究してると思う。

日本じゃもう昭和が昔になっちゃってるから、
大正世代の棋譜すら並べたことがない人もいるんじゃないかなぁ。

せっかくいい勉強材料があるのにもったいない・・・
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NoTitle

イ・チャンホはたしか道策の打ち碁集も持ってるはずです。
ちなみに依田先生からのプレゼントとか。韓国だと詰め碁とヨセの勉強に重点が置かれるので古典を並べるのは理にかなっていると思いますね。呉先生は中国の名人(明や元の時代)の打ち碁まで並べているようです。結論としては中盤以降は江戸期の名人に遜色なしとのことなので中国にもすごい棋士がいたようです。

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