白番上手くなろうキャンペーン

よくある、書いた途端白番終了パターン。
ていうことで、白番を上手くなろう!

白番といえば秀栄。
だけど僕は違う!
白番といえば「丈和」「伊藤松和」「岩本薫」の三人。
元丈もだけど、今はとりあえずこの三人。

で、いまは丈和vs米蔵と、伊藤松和の白番局を並べ中。

地は少ないんだけど、盤の上にある白石がだんだん黒石に圧力をかける
っていう感じ。
少しずつ黒をいじめて、白地が増えていくようなイメージ。
中盤以降の寄り付きっていうやつ。

最近の碁だとあんまりいないんだよね。
アマチュアだからそんなに序盤気にしなくていいから、
布石の戦術に気を使う必要ないから、昔の碁がいい。
っていうか、昔の碁じゃないと、イメージつけにくいかな?

意外と上手く行ってるみたいで、なんかイメージ通りの碁になってる気がする。
勝てるかどうかはとりあえずおいておくとして、
なんか格好いい気がしてちょっと嬉しい^^


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評の評事件

野沢竹朝が本因坊秀哉の解説に異を唱えてた、「評の評」。

秀哉の解説に不備がある
っていう主張で、
「ここは間違いで、こう打たなければいけない」
っていう感じで、秀哉の解説を解説してた。
(ちょっとわかりづらい?)

好評だったっていうことで連載されてたのを、秀哉が不愉快に思って
「評の評をやめなければ破門にする」
っていったのを野沢が無視して、実際破門になった。

っていう事件。
野沢側の主張だと、
「俺は秀栄門下。秀哉門下じゃないんだからどうでもいい」
みたいな感じだったらしい。
破門になってからも、評の評は続けたらしいから。

この「評の評」について、最近の棋士は事件の成り行きだけ聞いて、
「秀哉の解説に不備があったのを、竹朝が切り込んだ」
って思ってるらしいね。
最近の本にはそう書いてある。

でも、

評の評を瀬越憲作さんが詳しく調べたところ、
どうやら、秀哉の解説が間違ってるわけじゃないらしい。

瀬越さんによると、
「二人の棋風の相違」
がこの「評の評」を生んだとのこと。

秀哉は、
大模様を張って徹底的に戦う碁
を目指す解説。

竹朝は、
秀栄流を理想として、平明に勝つこと
を目指す解説。

好んで戦うのと、平明に打つ。
反対の棋風が二人の解説の相違を生んでたらしい。

どっちがあってて、どっちが間違ってる
っていうことじゃないんだって。

一般に流布してる「評の評」とはずいぶん違うね。
調べた棋士と、調べてない棋士の意見じゃ、
当然調べた棋士の意見を信用する。
今の棋士はもっと囲碁の歴史を正しく伝えて欲しい。
(なんかいつもこの結論^^;)

安井春知

安井家でも上位に来る有名な碁打ち

安井春知



道策生涯の傑作の相手っていえばわかる人いるかな?

道策曰く
「当代の逸物にして後世にも希なるべし」

道策一門相手に、御城碁で3勝4敗の成績を残した人。
安井家は知得、仙知、二世算知の3人がトップ3っていわれてるけど、
たぶんその次にくるのがこの春知。

九世算知も有名だけど、道策一門相手に打ち分けはきついと思う。
だって「秀和、秀策みたいなのを相手に打ち分けろ」
っていってるようなものだし。

棋風はやっぱりこの時代らしく力!
布石で低位にされることが多いけど、力で勝負に持っていく。
道策みたいな、わけわからない力じゃなければ、何とかしちゃうんだよね。

解説読んでても、「布石でやられてる」って書いてあるし。

ある本によると、
「こんなに強いのに、どこの誰かも、いつ死んだのかもわからない」
人物については資料がないらしい。
でも、棋譜が存在して、道策一門相手にいい勝負をした
っていうことで、古碁に詳しい人に結構評価されてる人。

当主にはなってないけど、秀策だって語られるんだから、
もっと有名になって欲しい人の一人でした。

林海峯さんの二枚腰

林海峯名人戦での戦い

の本を手に入れた!

リーグで対戦相手が、呉清源、藤沢朋斎
ってとこに魅かれたんだけどね^^;

解説読んでて思ったよ。
林さんの二枚腰は

不利でも勝負手を連発するんじゃなくて、
勝負手は打つけど、悪手を打たないでついていくことにある

んじゃないかって。

一番痛い目にあった坂田栄男さんは
「こっちの方がいいはずなのに平気な顔で打ってくる。
 そのうちこっちの形勢判断が間違ってるんじゃないかと不安になって、
 次第に着手がおかしくなる。」
って言ってたね。

解説読んでると、確かにやられてはいるみたい。
でも、耐えてることで坂田さんが次第におかしくなって勝ってるもよう。

とにかく、林さんの不利な碁の打ちっぷりが、
形勢がいいほうを不安にさせるものらしい。
それで勝手に間違える。

じっくりくる林さんに、戦う大正世代は相性が悪かったのかな?
橋本宇太郎さんも、高川格さんとの本因坊戦で、
「碁というものはああいう風に打っていいものなのだろうか?
 まるでぬるま湯につかってるようだ」
っていう有名な言葉があるね。

わりと戦わない昭和世代はそこまで林さん苦手にしてない印象。
囲碁は心理的面が勝負に大きく作用するようだ。

なんかなあ

石田芳夫さん。

全盛期がすごかった人。
コンピューターの名前で、本因坊5連覇、本因坊名人。

なのに、20代が全盛期だっただけに、
不名誉な呼称がついちゃってるのがちょっと納得いかない。

曰く、解説名人。
解説が上手っていう意味ならいいんだけど、
タイトル戦に出られないっていう皮肉がこもってるんだって。

曰く、弱い方の石田。
正確には、強い方の石田が石田章さん。その対称の意味。
勝ち方の問題らしい。章さんの方が豪快に勝つからそういわれるようになったとか。

本因坊を5連覇した棋士にたいして失礼じゃ・・・
アマチュアがプロを批判するのがタブーみたいになってるくせに、
アマにも勝てない弱小プロが芳夫さん馬鹿にするとか。

芳夫さんはタイプとしては高川格さんよりなんだってね。
冷静な形勢判断で、耐えるときは耐えて、足りないとみると勝負!
計算が立つとさっと店じまいをして、きっちりヨセて勝つ。

本人が言ってたことだからいいかな?
もっとまじめに勉強してればっていう人がいたね。
芳夫さんは遊びすぎたのが早く全盛期が過ぎちゃった原因だって。
林さんによく勝ってた稀有の存在だったからなおさら惜しいよね。

藤沢朋斎さんの回が楽しみ

あああああああああ!

録画失敗ORZ
月曜日の8時からは今夜は帰らない聴いてるし(昨日はなかったけど)、
もともとディスクに残す予定だから、録画したやつ見てたのに・・・

昨日はNHK杯録れてなかった。

外部入力にするの忘れてたもよう。
せっかくの島村さんだったのに・・・

来週もすごい楽しみ、
坂田栄男vs杉内雅男
杉内さんが特に楽しみ。

これからのだと、超長考派の雄「藤沢朋斎」!
13時間の持ち時間があっても、貫禄の100手以上の一分碁。
これは木谷さんと並んで超長考派のタイトル経験者。

秒を読まれるのに慣れてるから早碁強い説。
でも本人は持ち時間が短い碁は好きじゃないとのこと。

このシリーズ楽しすぎる^^


ホントに秒読み苦手そうだった

80年代NHK杯。
今回は高川さん登場。

手つきがものすごく秒読み苦手そうだった。
10秒、20秒までは普通の手つきで打ってたけど、
1,2,3・・・
てなったら、5秒も読んでなくてもあわてて打ってたように見えたなあ。

あっ!みたいな、もうここに打っちゃえ!みたいに。

初めての本因坊戦も、持ち時間が長い方が嬉しい、
っていうことで13時間希望してたし、早碁は完全に苦手みたい。
NHK杯第1回は優勝してるけど、あの頃は持ち時間が1時間ぐらいだったかな?
だからそこそこ打てたんだろうな。

次は我らが島村俊廣さんの登場!
動いてるのみたら、岩本さん並に感動。
楽しみ(o^-^o)

確かに打ち掛け多いよね

本因坊秀哉。
いわずと知れた最後の本因坊。
別名「不敗の名人」

でも、なんかすごく評判悪いよね。
打掛が多い。
打掛ばかりじゃ白番のほうが有利になる。

あとのほうはよくわからない理論だけど、
(呉清源さんとコミなしの向こう先番とか、打ち掛けたところで勝てるもんじゃないけどね)
前のやつは、確かに多いね。

雁金準一(おお!一発変換)さんとの院社対抗戦。
呉さんとの三々、星、天元。

この辺りがやけに叩きの対象になってるね。
ただ考えて欲しいことがあるんだ。
「秀哉だって段が低いときは白番が何回も打ち掛ける中で勝ってきたってこと」
秀栄は「打ち掛けは碁にあらず」って考え方だったけど、
他の棋士は長く考える人が結構いた。

あと、秀哉は先番の効力は7目前後って言ってたから、
白番で勝つには8目くらいないと追い越せないってことになる。
(実際今コミが6目半と7目半だから、秀哉がいってたのとほとんど同じ)
プロのそれも超一流クラス相手にこれだけリードするのは相当難しいと思うんだけどなあ。
何回も打ち掛けたところでそうそうできることじゃないんじゃないかな?

でも打ち掛けはほんとに多いね。
当時の新聞社はほんとに困ったんだろうな。
そこは確かに早く勝負つけて欲しいと思う。
でも、名人で勝たなきゃいけないプレッシャーもあったんだろうな。

今の日本の棋士はすぐプレッシャーに負けて有利な碁を落とすことを考えると、
絶対勝たなきゃいけない中、白番で実際勝つなら、打掛が多いのも仕方ないんじゃないかと・・・

もちろん多いと間が抜ける、この意見には賛成。
でも名人になって手合いを避けた丈和を賞賛して、
名人になっても何局も若手と手合いをして、勝たなきゃいけない碁に勝った秀哉を叩くのは
なんかなあって思った。

伊藤小太郎が意外と強い

秀哉が好きだから、秀哉に三子まで打ち込まれた伊藤小太郎っていう碁打ちは、
あんまり強くないと思ってた。

でも、秀栄全集並べてみたら二子で意外といい勝負。
どうやら秀哉に打ち込まれまくったのは歳のせいだったようで。
60歳過ぎと20代じゃやっぱり若い方が強いのかな。
それか、小太郎さん結構がしがし行くタイプだから、戦いすぎて負けるパターンだったかも。

「囲碁史探偵が行く」に先で田村(秀哉)に勝った碁も載ってるし。
田村に先なんて、今のリーグ入りクラスでもそうそう勝てるもんじゃないだろうし。

黒田俊節なんかも、秀甫全集だけだと弱いっていうイメージ持っちゃいそうだけど、
秀栄全集なんかだと、秀栄がまだそんなに強くなかった時期とはいえ、勝ってるから、
そんなに弱い碁打ちじゃないってことがわかるし。

早合点はいけないね。

実はハンデ説

木谷さんみたいに秒読みに強くなれば日本も国際棋戦で勝てるかも。

って書いたけど、後で考え直したら、木谷さんは強いんだよね。
それも尋常じゃなく。

高川さん曰く
「四,五段当時の木谷さん呉さんの強さは形容のしようがなかった」
前田陳爾さん曰く
「五段当時の木谷さんは史上最強の五段だよ」

この頃は手合いの持ち時間かなり長かったんだよね。
3日で打つことが多かったくらい。
それが、50代の頃にはだいぶ持ち時間が短くなって来てて、
長くても2日で終わるようになってた。

超長考派の木谷さんには不利になってきてたんだよね。
それでも木谷坂田時代なんていわれたりしてたから、
持ち時間が短いっていうハンデがあって、やっと他のトップ棋士と同じくらいだったのかも。

そうなると、秀和が浮かんできた。
本気で打つと相手を打ち込み過ぎちゃうから、さっさっと打つ。そして勝つ。

木谷さんの場合は、持ち時間がなくなる。
  ↓
秒読みに早い段階で入る。
  ↓
1分で打たなきゃいけない。
  ↓
そして勝つ。

やっぱり持ち時間だね。
短い時間に慣れなきゃ苦しいんだろうな。
秀和とか木谷さんとか異常なレベルの棋士なら、少しくらい早く打っても勝てるけど、
(現役だとセドルさんみたいな棋士)
そんなレベルはひとつの時代に何人も出てくるものじゃないから、
短い持ち時間に慣れていかなきゃいけないのかな?

持ち時間が短くなるのも、囲碁が普及していくのには必要だと思うし。
2日制っていうのは日本の独特のものだろうし、
海外での普及っていったらやっぱり1日打ち切りだろうね。
中国とか韓国みたいにリーグがあると、2日もとってられないだろうし。

アジア大会とか、井山君の2連勝とか希望は前よりはあるから、
富士通杯はなんとしても最低4強までは残って欲しい。

安井知得なら

外山算節と丈和の「打ちかけ」の碁。

一応説明。
算節は地方の強豪。
でも地方だけになかなかいい対戦相手が見つからなかったらしい。

そんな時丈和が来るという知らせ。
一局打ってもらうことに。

この碁に全身全霊で打ち込んだ算節は途中で体調を崩して打ち継げない状況に。
きっと幻庵が秀和との争碁で体調崩したのとおんなじ感じだと思う。

ここまでの形勢が自分(算節)に不利なら命を投げ打ってでも打ち継ぐ。

って算節が言って
服部因淑の「形勢黒悪からず」の言葉で打掛にした。

簡単に言うとこんな感じ。

実際の形勢はっていうと、
算節「黒が3目良い」
丈和「いや1目だろう」(黒が1目良いのか白が1目良いのか入ってないけど、たぶん黒1目のこと)
秀甫「この段階でどっちがどれだけ勝ってるかを論じるのは無意味」

まとめると、
ちょっと黒が打ちやすいけど、勝負はまだまだこれから。
って感じかな?

前置きはここまで。
この碁でもうひとつ有名なのが、

「知得なら黒を持っても白を持っても勝つだろう」

っていう評判。

白を持てば算節に勝てるっていうのは、算節には失礼だけど納得しちゃえるよね。
そして、当時の人たちは、
「知得が黒を持てば、丈和が何をしようと負けることはない」
っていう風に知得を評価してたっていうのが嬉しい^^

なんか知得って島村俊廣さんが高く評価してる意外(後で記事書くね)
いまいち評価が低い気がするんだよね。
丈和に勝った碁がないことも理由のひとつだとは思う。
でもこんな評価も

「知得が黒を持てばいくら丈和といえどもどうにも出来ないのではないか?」

昔の人は知得と丈和は同格くらいに見てたかも☆

老雄強し(2)

雁金準一さんのことでもうひとつ。
それは呉清源さんとの十番碁の第一局。

このときも、院社対抗戦以来10年ぶりくらいに表舞台に立ったんだよね。

そして行われた第一局。
この碁は雁金さんが黒番だったんだけど、あっさり負け。

何の本だったか忘れたけど、
そのときの若い棋士の様子を
「雁金の棋歴をろくに知らない若い棋士が、これじゃまるで手合い違いだ。
 もうこれ以上打つ必要もないんじゃないか?などと言っていた」
って感じで書いてあった。

いくら雁金さんが強かったとは言っても、もはや過去の人。
現代最強の呉さんに勝てるわけがない。
っていう感じに考えたんだろうね。

今の棋士が
「道策よりも今のほうが強い」
ってろくに道策を調べないでいってるようなものかな。

そして第2局以降の勝負、特に雁金さんの白番で白の名局が打たれて、
若い棋士が「雁金準一はこんなに強かったのか!」って見直したらしい。

この白の名局について。
呉さんのコミなしの黒番は、こなす人すらいなかったのに、
一時は形勢が白が有利っていうところまで行って、最終的に年齢から来る体力不足で負けた
っていう碁だったんだよね。
雁金さんの中盤の力にさすがの呉さんも押されちゃったんだね。

それにしてもやっぱり
雁金さんが本因坊戦に出てたら・・・
っていうのは思うな。
前にも書いたけど、選手権制の本因坊に価値を感じるかどうかはわからないけど、
実力的にも、本因坊になれなくはなかったかもしれないんだしね。
プロフィール

ゆっきん

Author:ゆっきん
一応ここは囲碁ブログのつもり

ついに囲碁入門を書いてみました。
興味のある方はこちらへ(javaが必要です)⇒ゆっきんの簡単!囲碁入門

囲碁の勉強法と考え方書いてます

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